800年もの歴史を誇る大鰐温泉
建久年間（1190年代）に僧、円智が発見したことに始まります。その後、文禄2（1593）年に津軽藩を開いた津軽為信が、難治の眼病にかかり、大鰐に涌く温泉で目を洗えば治るという、薬師如来のお告げを夢にみて、大石の下から涌き出る熱湯を発見し、薬師如来のお告げに従い、快癒したとも伝えられます。
大鰐温泉は含塩芒硝泉で、神経痛やリューマチ性疾患などに格段の効果をみせます。
湯治湯としてはもちろんの事、その温泉の力を活用して湯治以外のことにも役立てる事はできないかと考え出来たのが、温泉熱を利用したモヤシ栽培と味噌醸造です。
大鰐温泉もやし
温泉もやしは350年以上前から栽培されていたと文献に記載されています。
始まりは、偶然。温泉が湧いていた川原に豆が零れてしまい、それが運良くもやしとして育ったのだそうです。そしてそのもやしは、津軽三代藩主信義公が湯治する時には必ず献上していたと伝えられています。たまたま育った大鰐の温泉もやしは今も尚受け継がれています。
昔の銭湯や公衆浴場を思わせる、ノスタルジーに溢れたお風呂場となっています。
昔は湯治場として賑わった浴場は、温泉情緒たっぷり。
ゆっくりと流れる時間の中でのんびりとお過ごしいただけます。
蛇口にこびりついた温泉成分が湯の質の良さを物語る極上の湯を、源泉掛け流しでご堪能ください。
- 入浴時間：24時間ご利用いただけます。
※22：00〜23：00の清掃時間を除く - 温泉の泉質：ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉
- 温泉の効能：神経痛・リュウマチ性疾患・運動器障害
湯上り涼み処
温泉で体が温まったあとは、こちらでのんびりしていってください。
自販機、喫煙スペース、ぶら下がり健康器などもあります。
時間を置いて何度も入るのが温泉湯治の正しい入り方。
ごゆっくり温泉をお楽しみ下さい。
